日本を語ろう
3分間スピーチ例文集

Let's Talk About Japan
A Collection Of Three Minute Speeches

ビジネスマンや留学生が国際舞台で自国のことを語れない、よく聞く話です。
この本は、日本のエッセンスを3分強で語るための例文集。
「これぞ日本!」という16テーマが、英語対訳付きで簡潔にまとめられています。

Contents

01 日本は世界で最も古い国
02 主要文明の一角を占める日本文明
03 平和が長く続いた希有な国
04 自然災害を克服する日本人
05 茶の湯はもてなしの極意
06 日本語の驚異的な表現力
07 日本食はバランスのとれた健康食
08 助け合い精神が根づく日本人 〜エルトゥールル号遭難事件
09 日本は森と水の清澄な国
10 知的好奇心の高い国民性
11 思想と宗教がミックスする発酵文化
12 縄文時代は平和でエコな生活のお手本
13 「水に流す」日本人
14 歴史ある会社が多い日本
15 「みんなと同じ」が好きな日本人
16 日本が好きな外国人の言葉

あなたは生まれた国のことを、どれだけ語れますか。

File 5

茶の湯はもてなしの極意

茶の湯は、文字通り訳せば "tea in hot water"かもしれませんが、その一杯のお茶にさまざまなものを含む日本の総合文化です。茶の湯を知ることは日本を知ることと言ってもいいくらい、日本のエッセンスが詰まっています。
茶の湯は「茶道」ともいって、世界ではティーセレモニーと訳されて知られています。 お茶を飲むだけの行為が、なぜ儀式に発展したと思いますか。 それには、理由があるのです。
奈良時代に茶の湯が仏教とともに伝わった当初、お茶は薬として飲まれていました。単なる茶の湯を茶道というセレモニーにまで高めたのが、千利休です。

Ultimate spirit of hosting in a cup of tea

If translated word for word,"Cha-no-yu" would simply mean, "tea in hot water." But it is so much more than a cup of tea. It is filled with the essence of Japan and Japanese culture. So much so that learning about "Cha-no-yu" is almost the same as learning about Japan.
Also called "Cha-do," (the Way of Tea) "Cha-no-yu" is often described to the outside world as "the Tea Ceremony." So why did simply drinking a cup of tea become a ceremony?
Here is why. Initially brought to Japan with Buddhism in the Nara era in the 9th century, tea was originally taken as medicine. The act of simply drinking a cup of tea gradually evolved however and was heightened to the level of ceremonial art by 16th century tea master, Sen-no-Rikyu.

仕様

【テキスト】高久多美男 神谷 真理子
【英訳】近藤隆雄 Crissie Tiller
【定価】1,080円(税込)
【仕様】122×182mm ペーパーバック仕様 本文170ページ 
【発売】2016年9月15日
【刊行】ジャパニスト出版