ちょっと賢い

「投資運用」のおはなし!

vol. 012「重要な2つの環境国際ルール、パリ協定とSDGsが始動。」

FPブー:さくらちゃんは、COPって知ってるかい?
さくら:コップ?飲み物を飲む時に使い食器のことじゃないですよね。
FPブー:COPというのは、Conference of the Partiesの略で、日本語にすると条約締約国会議、というんだ。気候変動枠組条約のほか、生物多様性条約、ラムサール条約などがある。
さくら:そっちね。COP21というのを聞いたことがあるわ。
FPブー:そうだね。COPは会議なので回数で呼ぶんだけれども、さくらちゃんが言ってくれたCOP21というのは昨年パリで開かれた、気候変動枠組条約の第21回会議、のことだね。このCOP21では、歴史的な合意とされる「パリ協定」が採択されたんだ。
さくら:歴史的、ということは相当に重要な取り決めということかしら。
FPブー:世界のルールが変わってしまった、と評価する人もいるぐらいだね。具体的には、「世界の平均気温上昇を2度未満に抑える(1.5度に抑えることがリスク削減に大きく貢献することにも言及)」し、これにむけて世界全体で今世紀後半までに、人間による温室効果ガスの排出をゼロにする、と決めたんだ。しかも、すべての国が各々排出削減目標を提出することが義務づけられた。また、実践的に目標を達成するために、その他にも様々な具体的施策が取り決められ、これまでのような概念的な取り決めから大きく一歩踏み込んだんだよ。
さくら:なるほど。それによって、各国の政策が影響を受けることになったのね。
FPブー:2度未満に抑える、という目標を達成するために、エネルギー政策を根本から見直すことになるね。後回しになりがちだった、自然エネルギーへの転換等も、今後は国際社会に対する約束を果たす、という義務の形でより具体的に進んでいくことになりそうだね。これに加えて、同じ時期に開かれた国連総会では、こちらも画期的といわれるSDGsという開発目標ルールが採択された。SDGsは、Sustainable Development Goalsの略で、世界各地における開発について17のルールを定めている。こちらは気候変動に加えて、ジェンダー問題や生態系問題を包括的に捉えたもので、2030年までの国連ルールとして運用されていくんだ。
さくら:世界全体、社会全体が、持続可能性に本格的に取り組む時代になってきた、ということね。
FPブー:その通りだね。これは生活の基盤そのものにかかわる問題だから、ビジネスや投資に関しても大きく影響が及ぶところだね。環境問題が叫ばれてから久しいけれども、いよいよCOP21を境に、世界が重い腰をあげる時期が到来したと言えそうだね。日本の企業は、比較的この分野に強い技術を持つ企業が多いので、その意味ではこれからの10年は日本が世界をリードするべき時代、ともいえるかもしれないね。

(企画/文 サステイナブル・パートナー株式会社)

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Jun 19, 2016
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FPブー

見た目はブーだが、中身は切れる!?意外な話題から、初心者向けのアドバイスまで、おかねの相談に日夜奔走するブーなフィナンシャルプランナー(FP)。

さくらちゃん

最近、お金の話が気になる今日このごろ。でもお金の運用って難しそうなので、FPブーにいろいろ聞き出そうと、最近ブーにまとわりつくことが多いみたい!?